2004年10月13日
トーノZEROアニメ感想NARUTO total 2892 count

凄いぞ、新OPと新EDはパワー充実、前作を超える大傑作だ!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のNARUTOの感想。

サブタイトル §

第104話 「走れイダテ! 嵐を呼ぶ波乱のナギ島!!」

あらすじ §

 イダテは、アオイに襲撃され、毒により瀕死になります。

 ナルト達は、水中からの妨害を振り切り、イダテを助けに入りますが、同じ毒にやられます。

 アオイが立ち去った後、サクラがツナデから受け取った薬で毒を治療します。

 そこで、イダテは自分がアオイの口車に乗って木の葉の里を抜けた過去の経緯を語ります。

 昔の自分と似ていると気付いたナルトは、イダテを励まし、レース続行を決意させます。

 一方、ライバル側の走者は勝利の確信から慢心し、途中で休憩していました。

感想 §

 そろそろ来ると思っていましたが、ついに来ました新OPと新ED。

 前作のOPは大傑作だったと思います。1つ1つのカットがストーリー展開を示唆する内容になっていて、それらはツナデの火影就任で語り尽くした感じでした。それゆえに、その後は、いつ新OPに切り替わってもおかしくない雰囲気でした。EDの方も明らかに夏向きの内容でしたから、これも変わるべきタイミングでした。

 しかし、このイダテ編の途中で切り替わるというのはちょっと予想外でした。続くお話の途中で切り替わるというよりは、切りの良いところで切り替わるだろうと漠然と思っていました。

 ですが、内容を見ると、実はここで本編お大きく切り替わっているという印象も受けます。

 新OP(青春狂騒曲)の内容を要約すれば、対立するナルトとサスケ。そして、ナルトを中心に走るサスケとサクラ抜きの数人の仲間達、という感じでしょうか。

 それは、カカシチームの解体を意味します。ナルト、サスケ、サクラは3人組の仲良しチームではいられないことになります。

 その兆候は、既に今回に含まれています。

 海中から襲撃されたナルト達は、ナルトの影分身と螺旋丸によってピンチを脱します。そのあと、ナルトを見るサスケの表情は微妙なものがあります。そして、ナルトがイダテを説得するシーンで、それを止めようとするサクラをサスケは制止します。それは、ナルトの力を信じて任せようと言う意思表示ではありますが、ナルトの力を認めることはサスケにとって耐え難い何かを抱え込むことでもあるでしょう。

 そして、それがナルトとサスケが反目し、戦うような状況につながっていっても、何ら不思議はない感じがします。

 新ED(マウンテン・ア・ゴーゴー・ツー)の方も、凄く格好いいではないですか。このビジュアル表現。ポーズの格好良さ。見せ方の上手さ。見事ですね。しかも歌もいい。本当に酔わせてくれますね。

今回の名キャラ「ライバル側の走者」 §

 圧倒的な優勢の中で、安心してゆっくり一休みしてしまうところが、まさにウサギとカメの話を思い起こさせます。こういう男がいるから、世の中、意外な結末があり得るわけですね。「意外性ナンバー1非忍者」の称号を贈りましょう。